1ゲームで勝っても負けても、最終的には必ず勝てる攻略法としてマーチンゲール法が有名ですが、実際には負けるケースも十分に起こりえます。
「100%勝てる攻略法なのにどうして?」と疑問に思われるかもしれませんが、どんなに強力な攻略法でも、条件を満たさなければ負ける可能性はあります。
マーチンゲール法を実践する際には、その負けるパターンを知っておくことが大切です。
そこで今回の記事では、必ず勝つ必勝法として有名なマーチンゲール法で負けるパターンについて3つまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
これからマーチンゲール法を使って稼ごうと考えている方、マーチンゲール法の落とし穴を知っておきたいという方の参考になれば嬉しいです。
まずはマーチンゲール法をおさらい
まずはマーチンゲール法についておさらいしていきましょう。
マーチンゲール法とは、バカラやブラックジャック、ルーレットなどの勝率約50%で2倍の配当を得られるゲームに有効な攻略法です。
最初にベット金額を決め、もし負けたら次ゲームで倍額をベット、また負けたら次も倍額、その次も・・・と繰り返していき、一度勝った時点で最初のベット金額分の利益を得ることができます。
このようにとっても簡単な攻略法で、理論的にも確実に勝てそうなイメージのあるマーチンゲール法ですが、負ける可能性も十分に考えられます。
ではどんな負けるパターンがあるのか、ここから詳しく見ていきましょう。
負けるパターン①:資金ショート
マーチンゲール法の負けるパターンで最も多いのが資金ショートによる損失です。
つまりマーチンゲール法の実践中に資金が足りなくなってしまい、続けたくても続けない状況に陥ってしまうことです。
たとえ1ドルから始めたとしても、5連敗時には累計31ドルを失いますし、10連敗では1,023ドルにもなります。
確率的には非常に低いですが、15連敗では32,767ドルにまで膨れ上がります。
100ドルの軍資金を用意してマーチンゲール法を実践した場合、6連敗まではベット可能ですが、7連敗もすると127ドル必要なため、この時点で資金ショートとなります。
7連敗する確率は0.781%と低いですが、決して到達してもおかしくない確率なのです。
負けるパターン②:テーブルリミットに到達
資金ショートを逃れるほどの十分な資金力があったとしても、次にテーブルリミットの壁によってマーチンゲール法のロジックが崩壊し、負けるパターンもあります。
テーブルリミットとは1ゲームでベット可能な最小ベット金額と最大ベット金額のことで、全てのゲームで設定されています。
例えば最低10ドル/最大10,000ドルのテーブルリミットだった場合、ベットできるのは最低10ドルからのみで、1ドルや5ドルなどでのベットはできません。
問題なのは最大10,000ドルに設定されていることで、たとえ1ドルベットから始めたとしても、14連敗で8,192ドルとなり15ゲーム目は16,384ドルとなるため、テーブルリミットに到達してしまいます。
強制的にベット不可能な状況となり、それまで負けていた合計16,383ドルというお金を取り戻すことができなくなります。
負けるパターン③:目標利益を定めていない
資金ショートやテーブルリミットの影響を受けなかったとしても、目標利益を定めていなければ、いつまで経っても勝つことのできない典型的な負けるパターンになります。
オンラインカジノに限らず、全てのギャンブルでは「いくら勝ったらやめる」という目標利益を定めることが非常に重要です。
マーチンゲール法を1ドルから始めた場合、例えば「10回成功(目標利益10ドル)」「20回成功(目標利益20ドル)」のように、具体的な数字を決めておきましょう。
この目標利益に達した時点でスパッと見切りを付け、勝ち逃げに徹してください。
逆に「10連敗したらやめる」のように、損切りのタイミングを決めておくことも大切です。
勝ち逃げと損切りのタイミングを定めておくことこそ、マーチンゲール法成功の秘訣と言っても過言ではありません。
まとめ
今回は、必ず勝つ必勝法として有名なマーチンゲール法で負けるパターンについて3つまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
マーチンゲール法はバカラやブラックジャック、ルーレットなどの勝率約50%で2倍の配当を得られるゲームに有効な攻略法で、一度勝った時点で最初のベット金額分の利益を得ることができます。
一見完璧そうに見えるマーチンゲール法ですが、マーチンゲール法の実践中に資金が足りなくなる「資金ショート」、最大ベット金額に到達する「テーブルリミット」、そして目標利益を定めていないなどの負けるパターンがいくつかあります。
マーチンゲール法は理論的には確実に勝てる攻略法ではありますが、これらが原因となって負けるパターンは十分に考えられます。
大切なのは勝ち逃げと損切りのタイミングをきちんとマイルール化し、全ての負けるパターンから回避することです。
損切りを決断するのは辛いかもしれませんが、それ以上の損失を出してしまうよりは遥かに傷口は浅く済みます。